ガゾーン関門都市圏

2010年12月04日更新

栄町銀天街

用途地域等
商業地域、建ぺい率80%、容積率400%、防火地域
現況
門司港地区の地域型商店街。路地に個性的な個人商店が多い。門司港レトロ地区との連携が課題。
場所
北九州市門司区栄町2-21(門司日蓄商会)
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栄町銀天街 桟橋通り側出入口 観光客にとってはこちらが表側 2010年10月

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栄町銀天街 アーケード内は照明が少なく、薄暗い この日はバナナフェア開催中 2010年10月

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近年の門司港レトロは大正建築の保存から、大正文化・風俗の再興に関心が移行している 2010年10月

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有名喫茶店「放浪記」はアーケードから逸れた路地に 2010年10月

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アーケードと川端通りの交点 2010年10月

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近年大増殖中の門司港名物・焼きカレーの店 2010年10月

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老舗電器店 門司日蓄商会 社屋は北九州市景観条例第1号で、旧日銀通りにも面す 2010年10月

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栄町銀天街 桜町通り側出入口 生活者にとってはこちらが表側 2010年10月

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仲町通り 門司港に国の出先機関が居並んだ頃は有力な歓楽街だったが 2010年10月

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現在は市内各所にある近隣型の歓楽街と代わり映えがしない 2010年10月

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仲町通りの小料理屋の品書き 2010年10月

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国道3号 左側が栄町、右側が門司港レトロ 左奥に山城屋が写る 2003年1月

あらまし

栄町銀天街は、門司港地区の地域型商店街。北九州地区商店街名簿(2003)によれば、門司みなと商店街振興組合(会員数83、営業店舗数76)、協同組合門司商業会(会員数80、営業店舗数80)、桟橋通りレトロ協同組合(会員数18、営業店舗数16)、門司栄一協同組合(会員数13、営業店舗数12)がある。

重複会員が多そうだから、合計が総店舗数にはなるまい。現在の商業地は西の国道3号(旧日銀通り)、北の桜町通り、東の大阪町通り、南の桟橋通りに囲まれた約300×100mの範囲に収まる。以前は核店舗として山城屋百貨店と門司サティがあったが、前者は2001年に廃業、後者は2008年に撤退した。

表通りの内部は南北と東西の区画道路2本ずつで9分割される。南北の区画道路は西側が栄町銀天街で、約90店舗が並ぶ延長約300mのアーケード。東側が仲町通りで、飲み屋が軒を並べる歓楽街。この二つの通りが昼と夜の顔になる。東西の区画道路は南側を新町通り、北側を川端通りという。

戦前戦後は西部の中枢拠点・門司港の中心商業地として大いに賑わった。小倉に本店を構える井筒屋も本を正せばここにあった。繁華な商業地は北側の東本町あたりまで広がり、東門司にある食品市場を中心とした近隣型商店街と繋がっていたらしい。魚町と旦過のような関係だ。現在は連続した商業地ではなくなっている。

栄光の歴史があり、路地にも新しい発見がある奥行きの深い街だ。しかし門司港レトロの観光客は交通量の多い国道3号を渡って栄町銀天街へはなかなか足を運ばない。有力な商業者は港ハウス(1998)や海峡プラザ(1999)などの門司港レトロの商業施設に店を移し、長らく観光開発が商店街の活性化に結びつかなかった。

門司港レトロは大正建築の懐古趣味と関門海峡の風光明媚が売り物だが、近年飽きられて客足が伸び悩んでいる。大正文化・風俗を売り物にする新機軸は商店街も巻き込んで当事者が一番楽しんでいるようだ。お仕着せの観光開発から手作りの観光開発へ。一皮向けた観光地になりつつあるのは確かだろう。

2005年12月31日作成、2010年12月4日更新

資料

参照記事(外部サイト)
通りと広場の愛称候補 - 門司港レトロ倶楽部
関連項目(ガゾーン内)
門司港レトロ - 門司港レトロ事業の経緯と事業の経過、現状の課題。
門司生涯学習センター - 住宅組み込み複合施設。公団系にしては優美。
サンリヤン門司港 - 山城屋百貨店跡地の西鉄分譲マンション。
黄金商店街 - 下町の近隣型商店街。2市場と3商店街の158店舗。
えびす通り - 行橋の台所。食料品店が集まる短いアーケード。
伊田商店街 - 田川伊田駅前のアーケード。単体では筑豊最大の商店街。
後藤寺商店街 - 後藤寺のアーケード。本町銀天街と上本町商店街。
本町商店街とサンエステひがしまち - 飯塚宿の街道筋がアーケードに。

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