2008年11月24日更新
乗車待ち
回送運行
きたぽっぽは、平尾台自然の郷を周遊するドイツ製の蒸気機関車型連結バス。液化石油ガスを燃料とする駆動車に、客車3両(定員52名)を連結する。名前の由来は知らないが、幼児語の「汽車ぽっぽ」をもじり、「きしゃ」を北九州の「きた」に言い換えたのではないか。
車両は北九州市が約4000万円で購入。日本宝くじ協会が助成金を出した。2001年の北九州博覧祭で活躍し、その後は到津の森公園へ移ったが、同園は道幅が狭い上に勾配もあり、走ることなく倉庫で眠っていた。2004年に平尾台自然の郷が広い公園の案内役にしようと引き取った。
きたぽっぽは時速約5キロで約20分かけて園内を一周する。この公園で唯一のアトラクションであり、小さな子供たちの目を釘付けにする人気者だ。運行は夏季の土日祝日のみで、料金は100円。平尾台への行楽客がいなくなる12月には、クリスマスデコレーションを施して小倉城内へ出稼ぎにゆく。
2005年10月18日作成
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Kitapoppo (Steam Locomotive-like Bus)