ガゾーン関門都市圏

2009年2月26日更新

塔ヶ峯と塔ヶ峰

公園種別
地域制公園 > 国定公園 > 北九州国定公園外
公園施設
塔ヶ峯=塔ヶ峯林道、登山用歩道 塔ヶ峰=三角点
場所
北緯33度46分35秒、東経130度54分2秒
(塔ヶ峯、北九州市小倉南区)
北緯33度44分16秒、東経130度54分13秒
(塔ヶ峰、行橋市)
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国道322号から塔ヶ峯を望む 2003年7月

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馬ノ背台から大平山(手前の草原の山)、塔ヶ峯(中央左の樹木の茂る山)を望む 2004年5月

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三菱マテリアル東谷鉱山から塔ヶ峰を望む 2003年7月

あらまし

引用

平尾台は長軸約6キロ、短軸約1.5~2キロの卓状台地で、北東から南西にかけて草原が広がり、ブーメランのような形をしている。この卓状台地を挟んで南北に同音異字のトウガミネが存在する。地元では北の峰を「井手浦の塔ヶ峯」、南の峰を「行橋の塔ヶ峰」と呼ぶ。漢字表記は混乱しているため、信頼しないほうがよい。

塔ヶ峯は標高582mの岩山。山頂まで樹木が密生して遠目には分からないが、山肌はカルスト高原と同じように石灰石が露出している。井手浦からは壮絶な三角山に見えるが、三角に見えるのはこの位置から眺めた場合だけだ。実際の形は「岬ヶ峰」か。この頂は高みではない。奥はなだらかに貫山や大平山の中腹に繋がる。

歩いて登山する場合は、吹上峠駐車場に車を乗り捨てて出発する。吹上峠から大平山を経由して塔ヶ峯まで片道約90分。自動車の場合は、平尾台麓の井手浦浄水場あたりから井手浦林道に入り、途中で塔ヶ峯林道に乗り換えれば山頂付近を通る。2001年ごろ街乗りの四輪車で一度通ったことがある。山頂付近の遠望はきかない。

塔ヶ峰は標高389mの山。平尾台の卓状台地よりも頂が低く、平尾台上からは見下ろす格好になる。この山は平尾台から見下ろしても、行橋から見上げても塔のようには見えない。山頂に三角点があり、遠目には山肌で森林施業が行われているように見えるが、車道はもちろん人道もなく、この山に登ったという日記もない謎の山だ。

同音異字の謎

平尾台のあちらとこちらにトウガミネがあるのは奇妙だ。「峯」「峰」は普通名詞だから、姿形が似ているわけでもない二つの山は、もともと同音異字ですらなく、同名のトウガミネだったと思われる。地域史を紐解けば神話時代になにか逸話がありそうだが、インターネット上に両者の関係に言及した文書は存在しなかった。

2009年1月15日作成

資料

参照記事(外部サイト)
平尾台塔ヶ峯 - 鈴鹿の風に吹かれて
塔ケ峰へ(行橋) - 平尾台の風を感じて・・・四季の平尾台散策記
関連項目(ガゾーン内)
吹上峠 - 平尾台北西壁の峠。標高約370m。県道28号が通る。
大平山 - 平尾台北西壁を構成する山。標高587m。
地の果て、不動山 - 平尾台南東壁の山。南斜面を「地の果て」と呼ぶ。

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