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2018年05月17日更新

河内藤園

公園種別
地域制公園 > 国定公園 > 北九州国定公園
公園施設
藤園、モミジの森、便所、駐車場200台
場所
北九州市八幡東区河内2-2-46
基本情報
入園料 500~1500円、駐車場 終日無料、開園時間 8時~18時、開園時期 (藤)4月中旬~5月中旬、(紅葉)11月中旬~12月上旬、電話 093-652-0334

河内藤園2018年藤見ガイド - 入園方法、混雑予想、準備するもの。
2018年の開花状況、入園方法、交通アクセスはページ下に記載

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藤トンネル 各種の藤が咲き並ぶ部分 2017年5月5日

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野田長藤の花房が目線まで降りてくるあたりが人気スポット 2015年5月2日

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藤ドーム 中に入れる 2015年5月2日

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大藤棚の大木 2015年5月2日

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白藤は濃い色の藤と対比させると輝いて見える 2015年5月2日

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葡萄のような八重藤 2015年5月2日

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見下ろして色鮮やかなのは咲き始め 内側からはこんな感じ 2015年4月25日

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2008年5月7日のようす 平日は人影まばらな秘密の花園だったが

河内藤園の範囲 右上を押すとグーグル地図が開く

あらまし

河内藤園は、日本有数の広さを誇る私営の藤園。1977年4月開園。1000坪の大藤棚を中心に、藤ドームや藤トンネルをめぐらす。4月下旬から5月中旬にかけて、さまざまな藤の花が順繰りに咲き乱れ、その色彩と芳香で来園者を魅了する。花は、野田長藤、口紅藤、赤紫、青紫、紅、白、八重、長、中、短の各種。22種類で計150本。

河内貯水池付近の山あいにあり、交通の便がよくない。路線バスは2011年に廃止された。タクシー利用の場合はJR八幡駅から片道3000円前後、JR小倉駅から片道4000円強かかり、レンタカーのほうが安くつく。自家用車を利用できない方は最寄の河内温泉あじさいの湯の送迎バスを利用して、温泉がてら立ち寄るのがよかろう。

河内藤園は知る人ぞ知る花園だ。宣伝は一切していない。主人は藤園を厳格に管理しており、観光客が大勢集まると不届き者が藤の木を傷めるからと集客に乗り気でない。好きな方だけが来てくれればよいという姿勢だ。客を選ぶ商売は三大都市圏では差別化戦略として有効だが、いまの北九州で頑固一徹では経営が苦しかろう。

入園料は500円~1500円。開花状況により変動する。入園料1500円を要求されたら、もっとも美しい時期にめぐりあえたと喜ぼう。来園者は毎年来園する贔屓の団体客が多く、大藤棚の下で持参の弁当を食べたり、藤の下でのんびりおしゃべりして過ごすそうだ。カラオケなどの騒がしい行為は禁止。ペット同伴も禁止。

河内藤園は紅葉の名所でもあり、樹齢30年近くのモミジの木が約700本、樹齢70~80年のモミジの木が18本ある。11月中旬から12月中旬にかけて、藤園と同じく厳格に管理され、凛とした気配ただようモミジの森を散策できる。入園料は0円~300円。なお、藤の季節にモミジの森に入園することはできない。

口コミで人気加熱

河内藤園は2012年ごろから口コミが拡散して世間の耳目を集めた。しかしネットで検索しても有用な情報が見当たらない。いつが満開なのか。そもそもどこにあるのか。最寄りのバス停から歩いて1時間? 謎が謎を呼んで人気が過熱した側面もある。2015年は藤園にいたる山間の一本道で4時間待ちの大渋滞が発生した。

2016年は公式サイトを開設、来園者抑制のため予約制を導入し、渋滞緩和のため自らシャトルバス運行に乗り出した。北九州市は道路に電光掲示板を設置するなどして側面から支援した。これらの対策は予想以上の成功を収め、わずか1年で渋滞は完全に見られなくなった。河内藤園は「渋滞の果てにある幻の花園」から「いつでも素早く行ける実在の植物園」になった。

来園者の増加は河内藤園の園内も変えた。1年にせいぜい数千人の花見客が愛でるだけだった藤の木は、数万人の観光客に根元を踏まれてすっかり弱ってしまった。以前の無防備な状態は容認できず、大藤の周囲を竹で囲って立入禁止にする、通路を敷設して移動を制限するなどの保護手段を講じるも、2015年は大藤の大枝が枯死し、2016年は全体に花が痩せて出来が悪かった。天候不順が原因だといい。

主人が知名度の向上を素直に喜んでいないのは間違いがない。河内藤園が季節を代表する観光地に育ったという気負いはなく、想定超の観光客に踏み荒らされた藤園の状態を憂えている。今後は「団体パスツアーの禁止や大幅な料金改定などを検討」(パンフレット)するそうだ。

2008年5月11日作成、2016年5月20日増補

資料

2018年開花状況(5月8日現在)
5月8日をもって閉園。今年は4月24日の強雨で花が落ちて満開判定を取り止めたが、開花の進行状況から言えば、去年より11日早く、4月24日~27日ごろが満開時期に相当したようだ。
2018年春の入園方法
コンビニで日時指定入園券(500円)を購入し、当日に差額の入園料(0~1000円)を支払う二段階方式。コンビニチケットは3月15日から発売中。早々に売り切れるものではなく、来園日の1週間前から3日前ごろに仕込みたい。
2018年春の交通アクセス
日帰り観光 旅行会社が大阪以西の西日本各地発着の観光ツアーを用意している。各自で検索されたい。
河内藤園シャトルバス 八幡駅南口と河内藤園を直通で結ぶ。運行期間4月21日~5月8日、運行時間8時~17時で、1時間に1往復。貸し切りの西鉄バスとマイクロバス2~3台が数珠繋ぎに同時発着する。片道の所要時間は約30分。八幡駅南口の乗り場は改札を出て駅前広場左側にある一般のバス停。運賃は無料。
河内温泉あじさいの湯 送迎バス 八幡駅南口または到津の森公園前(小倉~天神の高速バス停)から無料送迎バスがある。あじさいの湯から河内藤園までは徒歩5分。河内藤園とは無関係であり、施設利用(温泉 大人840円)が乗車条件。入浴券を提示しないと帰りの乗車券がもらえない。
路線バス 最寄りの河内小学校前バス停は2011年に廃止された。八幡駅発の56番路線は終点が短縮され、2018年現在は「上重田」行きに。終点の上重田バス停から河内藤園は道なりに3.7キロ、徒歩47分。参考:八幡東区のバス路線図
タクシー 八幡駅から片道2750~3100円(約20分) ※タクシーサイト調べ
自家用車(お勧め) 北九州都市高速道路4号線「山路」または「大谷」ランプ下車、約20分。南入りの場合は、九州道「小倉南」または「八幡」インター下車、約30分。入園規制により渋滞は一切ない。現地駐車場は終日無料。
参照記事(外部サイト)
河内藤園 - 公式
園内の写真 - インスタグラム
開花情報等の口コミ - ツイッター
お散歩がてら - 長年の贔屓客の方
関連項目(ガゾーン内)
河内藤園2018年藤見ガイド - 入園方法、準備、見ごろなど。
千財農園 - 2400坪の斜面地に広がる日本最大級の大藤棚。
特集 河内貯水池 - 八幡製鐵のダム。着工当時は東洋一の巨大ダム。

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