2010年10月27日作成
平尾台支線林道は何年か前に目白洞付近で通行止めになった。ここが別世界への入口。この先の進入を拒まれると、平尾台はひどくつまらない場所だ。
平尾台自然観察センターが林道の通行を制限するのは解せない。四駆で荒らし回る乱暴者に煮え湯を飲まされているのは知っているが、だからといって連帯責任で自動車そのものを排除するようでは平尾台の観光が成り立たない。県道の駐車場に車を止めて2時間歩けなどと理想論を振りかざしていると行楽客に敬遠されるばかりだ。
それに、乱暴者はこんな通行止めは気にせず強行突破する。この日も(別の場所で)天井まで泥を被った四駆とすれ違った。結局、割を食うのは路上をおとなしく走るだけの普通車だ。普通の行楽客は涙を飲んで引き返すほかない。わたしは平尾台支線林道が通行止めになって、平尾台とはすっかり疎遠になった。
撮影 2010年10月17日 | 作成 2010年10月27日
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